自律神経とは？

自律神経という言葉はよく聞くけど、自律神経ってどんなもので、どんな働きをするのか。
定義がよくわからない方も、たくさんいらっしゃると思います。

自律神経とは、「生命維持に関わる自分の意思でコントロールすることができないシステムの名前」と言えば、わかりやすいと思います。勝手に動いてくれるシステムなので、自律神経と呼ばれているのだなと思ってください。

自律神経は、交感神経と副交感神経という二つの動きから成り立っています。
交感神経と副交感神経は、交互にスイッチが切り替わり、緊張とリラックスという相反する関係性があります。
緊張している時とリラックスしている時で、体の役割や働きが変わると思っていただけるとわかりやすいと思います。

交感神経とは、働いたり戦ったりする時に働く（動くための）神経です。
交感神経の働きとして、緊張や興奮、不眠、免疫力低下、血管収縮、血圧上昇、呼吸が浅くなる、痛みや症状をつくるなどがあります。内臓の働きが悪くなるという特徴もあります。

副交感神経とは、リラックスする時に働く（休むための）神経です。
副交感神経の働きとして、リラックスや内臓を動かす、睡眠、免疫力上昇、血管拡張、血圧低下、呼吸が深くなる、回復（治癒力が働く）するなどがあります。

交感神経と副交感神経は、交互に切り替わり同時には働けないというイメージを持っていただけると両方の働きを整えやすくなると考えてください。

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